「今日はバレンタインだね、ギアッチョ」


「ああ?何だよメローネ。」


「君はいいよねー、今年も貰えるんだろー?なまえから」


「さあな!」


「俺も欲しいなー!」


「知るか。」




ぴんぽーん





「ギアッチョ〜!」


「おお、なまえ「やあ!こんにちは!」


「クソッ!メローネ!」


「こんにちは、メローネ。元気ね」


「ああ、なまえに会えたからね!」


「おい、てめえ。邪魔だ、どけ」


「ねえ、なまえ!俺にもチョコくれよ」


「チョコ?ああ、いいよ〜!はい!余ってたからあげる」


「え!いいのかい?!やった〜!」


「どうぞどうぞー、あ、ギアッチョにもあるんだよ」


「…俺はついでか」


「え?そんなことない「クソッ!なんだよ!普通は俺が先だろ?!」


「じゃ、じゃあ俺は退散するよ…っごゆっくり!」




「ギアッチョ、怒らないでよ」


「お前は、お人好しっつーか、無防備っつーか…」



ベッドの上で頭を抱えているギアッチョの隣に座って顔を覗き込む



「うん。ごめんね?」


「ああ〜っ、クソッ!もういい!」


「あ、待ってギアッチョ!これ!」



メローネに渡したものよりも可愛くラッピングしたピンクの箱をギアッチョに差し出す。



「…あ?」


「わたしの、本命は毎年ギアッチョだけだから!安心してよね!」


「〜〜っ!クソッ!」




顔が赤いギアッチョが可愛くてクスクス笑うと、見んな!、と抱きしめられた。





「ふふ、ギアッチョ。好き」


「ん。俺も、だ」


「へへ、うん。」




ハッピーバレンタイン!



(メローネ何食ってんだよ)
(ホルマジオ、なまえからのバレンタインチョコ)
(へえ〜、タルトか?すげえな。俺にもくれよ)
(だーめー!俺のだよ)
(しょーがねぇなぁ…)


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