「なあ、タローこれなん?」
「ん?…ん?!!え、あ?!」
「何に使うの、ナニに」
「や、なまえ、違う。ていうか持つな」

くっそ、ケンタか?なんつーもん俺のポケットに入れてんだあいつ殺すまじで。コンドームって…おい!

「なまえまじでこれあいつら…あーケンタ達が入れたんやて!」
「うん、大体そんなことやろうと思った」
「は、」
「タロー、そんなわかりやすいとこに入れたりしやんし。ごめんちょっとした悪ノリ」
「はぁ、引かれたかと思った。ん。」
「??」
「いや、ケンタ達に返すっちゃ、離して」
「…つ、」
「つ?」
「使わんの?うちら」
「は?!」
「その…だってもう付き合って結構経つし?でもタロー何も手出してこやんと」
「…なまえは、そんなしたいん」
「、ちが」

ちゅ、と軽く唇を奪うと、ビクっと身体を震わすなまえ。ぎゅ、と抱きしめると腕をおずおずと俺の背中に回してくれる。唇で耳に触れると、背中の手が俺のTシャツをぎゅうと握る。しわになっちゃ。てかこれヤバイな。ちょっと怖がらせるつもりやってんけど顔赤いなまえ可愛いしなんかもういいかな、今まで我慢してたっていうかそろそろ…や、だめだめだめ

「な、その、なまえのこと大事にしたいけん。わかる?」
「ん、うん」
「よっし、何食べたい?作る」
「え、あ、うん、オムライス」
「了解。あー、卵買ってくるわ」
「うん、わかった」




「タロー!!!」「あ?あ?!ケンタてめえ!」「どやったどやった?ヤった?」「ヤってねーよばか!勝手なことしやがって」「だってーなまえちゃんが悩んでたから?タローってうちんことあんまり好きちゃうの?って可愛い悩みやんかー?」

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