「鳴子くん、お疲れ様」
「なまえ先輩こそお疲れ様っす」
「今日も自転車？って当たり前だよね」
「そらそうっす！毎日乗らな気済まへんくなってもーてますんで」
「いいなあ、青春だね」
「何言ってはるんすか！先輩こそ青春真っ只中やないすか！」
「ふふ、そうだったね」
「あの、先輩」
「ん？」
「彼氏とか居ったりするんですか？」
「彼氏？いないよ」
「じゃあ、ワイ立候補してもええっちゅーことっすね？！」
「え、鳴子くんが？またまた〜、あんまり先輩をからかわないの」
「はぁ…今はまだ、後輩のままでもええっす」
「ん？」
「ほな！ワイもっかい自転車で走ってきますわ」
「え、今から？気をつけてね！」
「ありがとうございまーす！さいなら！」
「ばいばーい（元気っていいなあ）」
「（なんやあの天使！意味わからへん！！）」