「ふはっほんとひでぇ顔してんな」 「なによ麻呂眉」 「ああ?」 「おーコワイコワイ」 「てめぇのがこえーよブス」 こいつ本当に私の彼氏なのか?と言いたくなるぐらい私に冷たい。はじめはツンデレぇ〜って思ってたけど最近は一行にデレないよこの人。付き合いたての頃はもうちょ〜っとだけ優しかったくらいよなにこいつ。 ねぇ、 「ほんとにわたしのこと好きなの?」 マコトの袖を引っ張って目をみつめて問い掛けると、じわじわと顔を赤くしてプイッと目をそらした。 「……少なからず好意はある」 好きなわけねぇとかバァカとか言われると思ってたから真っ赤な顔でこんなこと言うマコトが可愛くて見てるこっちまで恥ずかしくなってよくわかんなくなってたぶんわたしいま顔赤い 「な、なにそれ曖昧!彼氏のくせに!」 「う、うっせー、バァカ!」 「ばかっていう方がバカなのよバァカ!」 「バカって言ってんじゃねぇか!」 「い、言い出したのはそっちでしょ!」 原「ほんと懲りないね、あのふたり」 山「なんだかんだお似合いだな」 古「お互いツンデレだ」 瀬「めんどくせえカップルだな」
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