memo

Chapter.40(3) アトガキ‐追記

というわけで、ザングルグ側の話になります。
前哨基地で夢主に一度異邦の力を無力化されているにもかかわらず、まず夢主を狙わなかった理由に関する話とか。

ザングルグと夢主の母キリエは面識がありました。20年くらい前、夢主が生まれるちょっと前、グルグ大陸の異邦のものに接触する為にキリエはグルグ族と一度手を組んでいます。
そもそもルリ城の異邦のものがあんなに厳重に封印されていたのに、グルグ大陸の異邦のものがそのまま放置されているはずがない…と思う。グルグ族が管理していたにせよ違うにせよ、アルガナンが施した封印はグルグでは解けない。けれど魔女の中でも特別だったキリエなら、それは可能だった。
ゆえに、その時にキリエとザングルグ、異邦のものが接触している。
その際のキリエの話や実際に見た力などから、夢主が前哨基地で見せた力がそう簡単に使えるものではないと、ザングルグは正しく認識していた。キリエに対する何がしかの感情もあるようなないような?
そんな感じで、魔女は放置でいいとザングルグさんは思っていたのでした。
最後に言った”うぬ”も、短剣を通してキリエに対して言った言葉だったりします。

忌むべき魔女が力を手に入れる要因になったわけだから、ザングルグさんの心理は計り知れません。
因みに、キリエとグルグ族と異邦のものが接触していることを頭に入れてアータル戦あたりを読み直すと、やっぱりキリエの関わりがでてたりしてたりして!
あとキリエは所謂天才というやつ。

そういう設定!でした!
あれ?これ次回にした方がよかったかな…。
2012/09/21 15:33
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