食堂の前を通ると、エレンに抱き締められたマリンを見かけ、耐えられず声をかけると、
怯えた表情のマリンと、怒った表情のエレンが振り返った









「マリン、こっちに来い・・・」






「兵長。マリンが何処に居ようと、マリンの自由です!!」






「ちょっと、エレン!!」







「マリン・・・」







兵長が悲しそうに私を呼ぶ・・・


でも、どうしたら良いのかわからない・・・







「ご、ごめんなさいっ」








走って食堂から逃げ出してしまった・・・











人類最強の人と、人類の希望と言われている人に、
告白されてしまった。





夢みたいな話は、夢じゃなかった・・・

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