食堂の前を通ると、エレンに抱き締められたマリンを見かけ、耐えられず声をかけると、
怯えた表情のマリンと、怒った表情のエレンが振り返った
「マリン、こっちに来い・・・」
「兵長。マリンが何処に居ようと、マリンの自由です!!」
「ちょっと、エレン!!」
「マリン・・・」
兵長が悲しそうに私を呼ぶ・・・
でも、どうしたら良いのかわからない・・・
「ご、ごめんなさいっ」
走って食堂から逃げ出してしまった・・・
人類最強の人と、人類の希望と言われている人に、
告白されてしまった。
夢みたいな話は、夢じゃなかった・・・
[ 26/32 ]
[*prev] [next#]
[mokuji]
[しおりを挟む]