「でも、エレン達が、仲間が戦ってるのに、私だけ逃げるのはずるいと思ったんです。
私に色々なことを教えてくれた仲間のために、少しでも力になりたいと思ったんです。
だから、調査兵団に入りました!!」









先程の緊張していた表情とは違い、
力強く、真っ直ぐとした表情に、納得した








「あっす、すいません。なんか、語ってしまって…わっ」





急に腕を引っ張られたと思ったら、





兵長に抱き締められていた











「えっ、あ、あの、兵長?」









恐る恐る顔を上げると、兵長と目が合った









「ただの・・・一目惚れじゃなかったみたいだな・・・」





「えっ?」








リヴァイ兵長は優しく笑うと私の肩に頭を預け、
抱き締める力を強めた












「・・・さっき初めて会って、好きだと思った。
今話を聞いて、愛おしいと思った・・・
こんなこと、あると思うか?」







私の耳元でフッと笑うと
両肩に手を置き、そっと体を離された







「俺の女になってくれ・・・マリン・・・・」








兵長の悲しそうな目が私を見つめた









「あの・・・その・・・・・」









私が返事に困るっていると、
兵長が優しく笑って頭を撫でてきた









「無理に今返事をしなくて良い・・・これから俺の事を知っていって、それから考えてくれ・・・」

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