「ねぇ伊月君」




「どうしたんだ宮内」





同じクラスで席が隣の伊月君に声をかける






「私と日向君って付き合ってるんだっけ?」




「は?え、違うの?」




「あ、やっぱり付き合ってたんだ、私達。良かった」




「.....何かあったのか?」




「いや、何にもないよ。びっくりするくらいに」




「あー........今忙しいからなぁ...........」




「うん.....大変だね.........」




「宮内本当にマネージャーやってくんないの?」




「だって、理由が不純じゃない?」 




「それでも良いと思うんだけどなぁ....あ」




「えっ?どうしたの?」




話をしていた伊月君が何かに気づいたようなので視線の先を見ると、日向君が立っていた




「宮内、ちょっと良い?」




「えっ、あぁ、うん」




急な事だったので伊月君の方を見て救いを求めると、



行っておいで。と口パクされた








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