私の彼氏はバスケ部の主将だから、




今までろくにデートもできなかったし、




手を繋いだこともキスをしたこともなかった





けど、彼に告白された時にあまり会えないっていうのは聞かされていたし、




それでも承諾してしまったのは、私も貴方と一緒にいたいから






最初は一緒に帰れるからってマネージャーに誘われたけど




そんな理由でマネージャーになるのもなんだか申し訳ないし、断ってしまった






でも





「日向君、今度の合宿どこにしよっかー?」



「あー、別にどこでも良いんじゃねーの、シバければ」







バスケ部で監督をしているリコちゃんに嫉妬してしまう






私と日向君が付き合う前から、2人はよく一緒にいて、仲が良い






2人が付き合ってるって思われる事もあるし、お似合いだとも思ってしまう






それに最近日向君と話もメールもしてないし、本当に私達が付き合っているのかわからなくなる







もしかしたらあの告白は夢だったのかもしれないし、私の妄想だったのかもしれない






そう思ってしまうほど、私達はクラスメイトという関係から進歩してなかった







[ 43/87 ]

[*prev] [next#]
[mokuji]
[しおりを挟む]



×
「#幼馴染」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -