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「、、、高専で与えられた任務をこなせば報酬として給料が貰える。特に反転術式なんて需要しか無いから金銭的援助も受けられると思うぞ」



プルルルルルルルッ



突然鳴ったスマホを見ると五条先生の名前が見えそのまま出る


「チッ、もしもし、、、、回収しましたよ、というかどこに居るんすか!、、、、いや、校舎が少し、、、、」



人に任務を振っていて一体何処に居るのか


電話口でも愉快そうに怪我はー?と笑う五条先生に腹が立つ



「、、、、いや治して貰いました、、、名前は?」


「あっ、宮内マリンです」


「宮内マリンっていう、、、恐らくここの生徒です、、、はい、、いや、知らなかったみたいです、、、、聞きましたよ」



予想していたが五条先生に高専に誘ったか聞かれたので


彼女、宮内の方を見る



「で、どうする?お前も高専に来るか?それともこのまま周りに隠しながら生きるのか?」



言いつけを守らないといけない"理由"がもう居ないなら


その孤独な地獄から抜け出してほしい


その願いも込めて瞳を見つめる



「行きたいです」


「、、、、だそうです」



静かな空間に響いた宮内の声は五条先生にも届いたらしく、フッと笑うのが聞こえた


すぐに伊地知さんを向かわせるから2人で戻ってこいと言われ返事をして電話を切る





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