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伏黒視点



交流会初日の団体戦


予想通り東堂が現れた為その場は虎杖に託し


二手に分かれた後更に真希さんと分かれ加茂さんと対峙


ドーピング並に一時的に身体能力を上げることの出来る赤血操術は近接戦では厄介だ



「近接戦でここまで立ち回れる式神使いは貴重だよ。成長したね、嬉しいよ」


「ちょいちょい出してくる仲間意識はなんなんですか?」


「共感さ。君はゆくゆく御三家を支える人間になる」


「、、、、」


「私は虎杖悠仁を殺すつもりだ」


「、、、、楽巌寺学長の指示ですか?」


「いや私個人の判断だ。それが御三家、、、加茂家の人間として正しい判断だと思ってる。君にも理解できるはずだ。君と私は同類だ」


「違います」



この人急に怖いこと言い出したな、、、



「、、、、違くない」


「違います」


「宮内さん」


「 !! 」



突然宮内の名前を出されて頭に血液が集まる感覚がした



「彼女の資料を読ませて貰ったが非呪術師の家系と思えないくらい優秀だ。そもそも貴重な他者への反転術式可能である上完治可能の能力。彼女にはより洗練された教育を受けられるように京都校へ編入させられないか楽巌寺学長に話しているところだよ」


「、、、本人の意思なしにですか?」



能力だけ見て術師の意思関係無しに方針を決める
 

御三家の人間がやりそうな事だ


加茂さんの話を聞くに宮内が呪霊の呪力を奪える事は
少なくとも東京校の一部しか知らないらしいが


それも知られてしまったら宮内が強制的に連れて行かれる可能性が上がる






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