依依恋恋 | ナノ


気を紛らわす為にお土産を持って共有スペースに向かうと


丁度男子寮側から五条先生と伏黒君、虎杖君がやってきた



「だって賑やかな方がいいでしょ?よかれと思って〜」


「授業と任務で充分です。ありがた迷惑」



何故か不機嫌そうな伏黒君と
そんな伏黒君を見て楽しそうな五条先生



「まっ!いいっしょ!それより明日はお出かけだよ!」



楽しそうな先生はそのテンションのまま両手をパンッと叩く



「4人目の一年生を迎えに行きます!」


「「「!!!」」」


「悠仁には校舎も案内するから、マリンは恵をよろしくね〜」


「は?」


「虎杖君またね!」


「おう!伏黒もまた後でな〜」


「後でって何だよ、部屋には入れねーぞ」


「つっめてーの」



笑いながら歩いてく2人


先生も虎杖君もコミュニケーション能力が高いし、明るい



「本当に虎杖君も高専に入ったんだね」


「宿儺の指を全部取り込むまでっていう期限付きだけどな」


「うん、、、」


「、、、大丈夫だ、五条先生も居るしそれにあいつ、虎杖は強いから宿儺には飲まれない」



そう言って私の頭に優しくポンポンっと触れる伏黒君


伏黒君がそう言うならきっと大丈夫だと思えてしまう不思議な安心感がある


さっきまでの不安と恐怖が嘘みたいに消えていった






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