「なんで伊地知さんと話してんの?」
「津美紀の姉ちゃん無事だったか?」
「連絡とれそう?」
「、、、、問題ない。それより任務の危険度が吊り上がった。この件は他の術師に引き継がれる、オマエらはもう帰れ」
「「「??」」」
「オマエらって伏黒は?」
「俺は武田さんに挨拶して帰る」
「それなら私も行くよ!」
「軽く津美紀の話もするから、、、ほらもう行ってくれ!!」
偶然通りかかったタクシーを呼び止めた伏黒君に
私も野薔薇ちゃんも虎杖君も車内に押し込まれてしまった
「任務の危険度が上がったのは本当だろうけど」
「挨拶して帰るってのは嘘ね」
「多分今日も伏黒1人で行くんじゃないか?」
「話たくないことは話さなくても良いけど、危ないからってだけなら伏黒君1人で行かせたくないな、、、」
「そうね」
「俺等も軽く仮眠とって今日も八十八橋行こう」
「うん」
きっと今夜も八十八橋に行くであろう伏黒君が心配なので
私達も夜にもう一度行く事にした
3人で話して
上からバンジーするのではなく
呪霊の結界内に行く手順があるとすればあと試していないのは
夜に下から行く事だからきっと伏黒君もそうする
私達は夕方から近くで隠れて伏黒君を待った
驚く事に普段の伏黒君なら私達が隠れているのなんてすぐに気がつきそうなのに
辺りが暗くなってから現れた伏黒君は
私達に気づくこと無く通り過ぎて行った
「自分の話をしなさ過ぎ」
「だな」
「私達ちょっと前からついてきてたんだけど、、、」
「ここまで気づかないとはマジでテンパってるのね」
「別に何でも話してくれとは言わねぇけどさ、せめて頼れよ友達だろ」
「私達も伏黒君の力になりたいよ」