依依恋恋 | ナノ





「マリン入るわよ〜」


「ちょっ釘崎!返事まだなのに開けんなって!」


「アンタも何ちゃっかり女子寮来てんのよ!ヘンタイ!」


「っはぁ?お前が宮内迎えに行こうって言ったんだろ!」


「君達、病人が居るんだから静かに」


「ふふ、大丈夫です」



すぐに扉が開いたと思ったら野薔薇ちゃんと虎杖君が言い合いしながら入ってきた


二人共無事みたいで良かった


体を起こすと二人がベッドまで駆け寄ってきてくれる



「宮内が無事でよかった!」


「ほんと!心配したのよ!」


「ありがとう、2人も無事で良かったよ、、、伏黒君と先輩達は?」


「皆無事よ!っても伏黒が一番ボロボロでこれから見舞いの品持ってくからマリンも行きましょ!」


「、、、そんじゃ、大人は退散しますか」


「そうだな」


「五条先生、硝子さん、ありがとうございました」


「うん、またね」


「目が覚めたばかりだし無理はするなよ」


「はい!」



五条先生と硝子さんが出て行ってしまったので


私もベッドから出る



「あの、軽くシャワーしてから行って良いかな?」


「もう、気にしなくて良いのに、、、マリンの分とっとくから早く来るのよ!」


「うん」


「こいつ、ベッドに置いてくれてんだ!」



虎杖君が以前取ってくれたうさぎのぬいぐるみをぽふぽふと撫でながら笑顔を向けてくれる



「うん。見守ってもらってます」


「、、、へへっ」


「何キモい顔してんのよ気持ち悪い!」


「なっ、2回も言うなよ!」


「ほらさっさと出るわよ、マリンがシャワーできないでしょ!」


「へいへい。宮内また後でな!」


「うん!」



2人が出てから急いでシャワーを浴びて髪を乾かして行く


人生で一番早く済ませられたんじゃないかと思いながら


伏黒君の部屋がわからず野薔薇ちゃんにLINEをすると


既読がついてすぐに伏黒君の部屋らしき扉が開いた






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