「…んせ、カカシ先生?」


「あっ、ごめん。何の話だっけ?」



隣を歩いていたマリンが急に足を止めて
自分を見上げるように見つめながら
手を伸ばしてくる…



「えっと…マリン…?」


そっと首元に手を当てられる



「マリン?////」


「熱は…ないようですね…」



手を離されて
触れられていたところに熱が集まるのがわかる…


「え?」


「先生がボーッとしてるなんて珍しいから、熱でもあるのかと思って…だって先生のおでこには手を当てられないじゃないですか」




いたずらっぽく笑っては再び歩き出すマリン

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