あの様子だと、
シカマルはマリンの事が好きだ




正直、



あの二人にくっついて欲しくない



でも、



自分はマリンの彼氏ではない。



彼女を縛る権利は俺にはない。



今はただ、
君を想い、見つめる事しかできない…




「ナニそーだんしよーかな…」







相談したいことがあるとは言ったものの、


ストレートに
『君の事が好きなんだけどどうしたら良いかな?』

とか言ったところで、

優しい彼女を困らせるだけかもしれないし、

場合によっては

俺を傷つけないように

恋人になろうとしてくれるかもしれない…


そんな風に恋人になりたいわけじゃないし、
何より、彼女に愛されたい。


そのためには自分に意識してもらわないと…



「モテてるってよく言われるんだけどなー」



暗い部屋に寂しそうな声が響いた気がしてまた苦笑した

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