1




その後、月島君どうしようとか、期末どうしよう、合宿どうしよう、そもそも部活辞めた方がいいのではとか
色々思考を巡らせながら部活に参加したからか


あの武田先生がドン引く程マネージャー業務のミスを連発した


「、、、宮内さん、あの後何かあった?」


心配そうに日向君に声をかけられ、回答に悩む


「特には、いつも通りだったよ」


「そっか、、、俺と影山が帰った後も月島に何か言われたりしたのかと思ったから、、、」


「ほんとに!大丈夫!!私タオル置いてくるね!!」



悩み過ぎてる中、ミスを連発した事すらストレスだったようで
綺麗に畳まれたタオルを全部体育館の床にぶちまけた瞬間涙が出てしまった


「大丈夫?宮内さん、ちょっと休憩する?」


「ごめん、なさい、、、」



床に撒き散らしたタオルもそのままに、優しく気遣ってくれる日向君にも、何より部活を止めてしまった事も申し訳なくて
その場から逃げ出してしまった


今日の私は逃げてばっかりだ





[ 5/14 ]

[*prev] [next#]
[mokuji]
[しおりを挟む]



×
「#ファンタジー」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -