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「あー、虎杖君の生姜焼きが食べたいぃ、、、」
珍しく1年4人での任務帰り宮内がお腹をさすりながらつぶやいた
「今日作ったげよーか?」
「いいの!?、、、でも昨日の今日で申し訳ないよ、、、」
「いーよ、俺も宮内が美味そうに食べてくれるの見るの好きだし」
「昨日の今日ってまさかマリン、昨日も虎杖の部屋行ったの?」
「へ?うん」
「へ?じゃないわよ!ていうか虎杖!あんたマリンがこういう子だってわかってんだろーから餌付けしてんじゃないわよ!この変態!!」
「っはぁ?人聞き悪いこと言うなよ!普通に一緒に飯食っただけ!!」
「伏黒!あんたも虎杖の隣の部屋なんだからマリンが入らないように気を使いなさいよ!」
「、、、、本人が気にしてないんだからいいだろ」
「あ"ぁん?」
「ご、ごめん野薔薇ちゃん、次から野薔薇ちゃんも誘うね、、、」
「そういう問題じゃ、、、、、虎杖、あんたも大変ね、悪かったわ」
「っちょ!勝手に憐れむなよ!伏黒も!!!」
釘崎と伏黒が憐れむような目で俺を見てくる
やっぱ周りには俺の気持ちはバレてるか、、、
「よ、4人で御飯食べたいね!虎杖君居なかった時の鍋パみたいな感じで!」
「、、、、そうね、せっかくだから真希さん達も誘いましょ」
「えっ、俺居なかった時の鍋パって何!?」
「あのね、んぐむっ」
教えてくれようとした宮内の口を悪い顔した釘崎が手で抑える
「さー?何の事だったかしら。さっさと買い出し行くわよ」
「んぐむむむっ」
「、、、手離してやれよ」
「ちょっ、待って俺も行く!」
「当たり前でしょ、誰が食材運ぶのよ!」
「どーせ俺ですね!!」
「虎杖君!お鍋!」
「!!おう!じゃあ生姜焼きはまた今度な」
「あっ、、、、」
釘崎から解放された宮内が俺の隣に並ぶ
少し悲しそうな顔になって思わず頭を撫でてしまう
「明日でもいつでも作ってやっから!」
「うん、ありがとう!」
宮内の表情1つで苦しくなったり嬉しくなったりしてしまう
釘崎の言葉を借りるなら
俺の方が宮内に餌付けされてるみたい
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