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天元様からの任務も終わってしばらく1人の任務が続き


久しぶりに高専に戻ってくると


こちらに走ってくる足音が聞こえてきた



「ごじょーーーせんぱーうぐっ」


「うるせぇ!毎度毎度!ちったぁ強くなってから来い!」



珍しくぽかんとしたマリンはすぐ笑顔になる



「わかりました!!私強くなります!!」


「いつ死ぬかわかんねーなんて言ってるうちは、後輩とも思ってやんねーかんな!」


「はい!」


「おら、さっさと任務でもなんでも行ってこい」


「はーい!」



シッシッと手を振っても嬉しそうに笑って走って行く姿に
思わず口角が上がる



「、、、マリンは真っ直ぐで可愛いね」


「うわっ、いつからいたんだよ」



いつの間にか背後にいた傑に驚く



「マリンがポカンとする前かな」


「んだよ、、、つーかお前、やっぱあんま寝てないだろ」


「はは、ただの夏バテだって。それよりマリンの心配をしてやって。珍しく悟に優しくされて頑張ってしまうだろうから」


「けっ!誰がするか。それに優しくしたつもりもねーよ」


「そうかな?少なくとも強くなって来いなんて、私には遠回しに"死ぬなよ"って言ってるように聞こえたけど」


「傑は考え過ぎなんだよ」


「、、、そうか」




傑が妙に何か考え込む表情をしたから
俺も何も言えなくなった





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