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「ごじょーーーせんぱーーい!」


「おや、今日も来たね」



隣で傑が笑ってる


うぜぇ



「五条先輩!!こんにちはー!!好きです!!うぐっ」



走って来た小さな体に向かって脚を出すと
自分の勢いを殺せずにそのまま俺の足が腹に食い込んでその場に蹲る



「悟ぅ、女の子に乱暴はよくないって」


「っ夏油先輩!こんにちは!!」



すぐに立ち上がってにっこり笑いながら傑に挨拶をする



「うっわ、笑ってられるとかドMかよ」



キラキラした目を見ていられなくてその場から歩き出す



「マリンはいつも一生懸命だね」


「いつ死んじゃうかわからないから、伝えられる時に伝えておきたいんです!」



おそらくいつも通り傑に撫でられているであろうマリンの言葉に
思わす歩みを止めてしまう



「、、、そうだね」


「傑!行くぞ!」


「はいはい、またね、マリン」


「はい!五条先輩もまたー!」



俺がマリンに反応せずに前を向き直すと
傑が呆れたようなため息をつきながら落ち着いた


少なくとも俺が死ぬイメージはもてないし
マリンの言ういつ死ぬかわからないは本人の事だろう


マリンは呪術師とは思えないくらい純粋な心を持ってる
そして純粋な心で俺を好いてくれているのがなんだかむず痒くて苦手だ




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