1 最近同じクラスの男の子によく絡まれる、、、 絡まれると言うかついて来られてる。現在進行形で 「マ、マッシュ君もフクロウ小屋に用事?」 背後に気配も隠さずに着いて来ていたマッシュ君に声をかけてみると、 気づいていないと思っていたのかビックリした後視線を彷徨わせ始めた 「そ、そそそそそそそそうだよよよ」 「、、、マッシュ君目が泳いでるよ」 彼はマッシュ・バーンデッド君。 編入試験の時にレモンちゃんととんでもないゴールの仕方をして入学した同級生である。 実を言うと編入試験の日から彼に目をつけられていたというか、なんか近くでスンスン匂いを嗅がれていた気がするが 同じクラスになってからほぼ毎日授業の移動や寮に戻る時にひっそり(?)背後に着いて来られていた 「その、私何かしたかな?」 正直何をされるでも言われるでもなく毎日近くに居るだけなので こうなる心当たりが全くないので聞いてみる 編入試験の時もクラスでの雰囲気も、とても天然なだけで悪い人には見えないので 直接聞いても大丈夫だと思いたい 「そ、その、、、君からシュシュシュシュークリームの香りがする気がして、、、、」 「シュークリーム?」 「おいマッシュ、それではまるで変態だぞ」 「シスターコンプ、、ランス君」 「っおいランス!こっそり着いて来てたのがバレたじゃねーか!!」 「ドット君」 「そうですよ!私とマッシュ君の将来の危機を未然に防ぐ計画が!!」 「レモンちゃん」 「いやいやいやいや、皆で出てったら元も子もないでしょーが!」 「フィン君まで」 、、、何か集まって来たし機械のように同期の名前を呼ぶマッシュ君 確かにいつも休み時間や授業の移動の時 マッシュ君の周りはわいわいしてたけど 今はマッシュ君一人でついて来てたと思っていたからだいぶびっくりした 黙ってても5人で話始めたし正直話した事のない子もいるし 何か気まずいしこの場から離れたい 気づかれないうちに離れよう、、、 [ ← | → ] |