『お願い、待って、行かないで!!!』




『マリン……ごめん』




『金木くんの気持ちは凄くわかるよ!?私も、芳村さん達にはお世話になったもん、感謝しきれないくらい!でも、全滅したら元も子もないんだよ??』




『わかってる、それでも僕は行きたいんだ。もう何もできないまま、後悔したくない』




『死ぬことは、後悔にはならないの?有馬貴将は絶対に来る……いくら金木くんが強くても、芳村さん達が居ても……それでも行くって言うなら、私も行く』




『マリン。君には沢山辛い想いをさせてきたね、でも最後に、これが最後で良いから僕のわがままを聞いてほしい』




『…………』





『肉片になってでも、戻ってくる。君に伝えたい事があるんだ!だから、それまで待っていてほしい』







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