「ママーン今日は早く帰って来れるんかー?」




「どうだろう、アキラさんとの打ち合わせ次第だけど……ご飯は作ってあるけど、才子ちゃんゲームする前にちゃんと洗っておいてね」 





「任せなされ!」








僕は約20年分の記憶がないけれど、
CCGで働き、こうしてあたたかい“家族”に囲まれ
そりゃあ色々大変だけど、楽しい日々を送っていた






だけど最近見るあの夢が気になってしまって、少しモヤモヤしている。





顔の見えない、声だけのあの人は一体何故必死に僕を止めようとしているんだろう








[ 15/19 ]

[*prev] [next#]
[mokuji]
[しおりを挟む]



×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -