「眼鏡男子って言ったらやっぱ有馬さんくらい美男子じゃないと告白とか許されないでしょ」



「有美はホント有馬さんリスペクトだよね」



「当たり前じゃん!見た目も良くてめっちゃ強いとか!!他の眼鏡がゴミに見えてくる!」



「ゴミは言い過ぎだって…」



「マリンってなんか有馬さん苦手そうだよね、この前話してるとこ見かけたけど」



「あー、有馬さんが苦手と言うかちょっと眼鏡かけてる人苦手で……そういえばあの日はびっくりしたなぁ、まさかあの有馬さんと話すことになるとは思わなかったもん。」



「えっ!何で眼鏡苦手なの!?」



「いやぁ、なんというか、小さい頃のトラウマ的な……」



トラウマと言っても凄く厳しかった父も眼鏡をかけているから、自然と眼鏡の人は厳しい人ってイメージを持ってるだけだけど……




そう続けようとしたが、有美が私の顔の斜め上を見て固まっているのでその視線の先をたどってしまったせいで言葉を続けられなかった。




「宮内は眼鏡をかけている人が苦手なのか…」



「ああああああ有馬さん!!!??」

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