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部活後全速力で帰り支度をして颯爽と帰ろうとしてる国見ちゃんを捕まえた
「ちょっとちょっと国見ちゃん!岩ちゃんに言われた通り帰らなくていいんだよー??」
「、、、協力出来ません。」
「へっ?」
国見ちゃんが口を開いたかと思えば強めの口調と共に俺の事を睨みつけて来た
「宮内のこと、協力できません。すいません。」
そう言って去っていく国見ちゃん
気まずそうな金田一がすいません!と言って頭を下げて追いかけて行った
予想外過ぎて唖然としていると後ろから歩いて来た岩ちゃんに頭を小突かれる
「、、、めんどくせーから最初から後輩頼ろうとすんな。さっさと当たって砕けろ」
「、、、ちょっと岩ちゃん、何で砕ける前提なのさ」
「そらずっとうじうじしてた上後輩頼ろうとしてた奴なんざ誰でも嫌だべ」
「くっそぉトビオちゃんも国見ちゃんも岩ちゃんも見とけよぉ」
「何で俺も入れんだよ。結果がどうであれ部活には影響出すなよ」
「出さないよ!」
「どーだか」
何だかんだで少し先のコンビニで国見ちゃんと金田一に追いつき、何事も無かったかのように普通のやりとりをする
トビオちゃんの隣に居ると思ったら、次は国見ちゃん、、、
俺が恋に落ちてから数える程度しか話せてないし、毎回ぎこちなくなってたし
なんなら宮内さんが青城に入学してから話せてない!
今度は誰の隣に居ても関係ない、みっともなくてもいい
長く募らせた分溜まった気持ちを、早く君に伝えたい、、、
「、、、クソ川今何か寒い事考えてただろ」
「ちょっと!岩ちゃんほんと失礼すぎ!!」
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