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「あっれ、宮内ちゃん何してんの?」


「あ、黒尾先輩こんばんは、、、。ちょっとお買い物をしに、、、」




夜、テレビのリモコンの電池が切れたということで
近所のコンビニにお遣いに行くと黒尾先輩と鉢合わせた



「こーんな時間に?危ないから黒尾先輩が送ってさしあげましょーか?」


「あっ、いや、だいっじょうぶです、、、」




少し意地悪そうな顔でそう言う先輩に少し物怖じしてしまう



「いーからいーから!何買いに来たの?」


「あ、単三電池を、、、」


「りょーかい、待ってるから買っておいで」




結局一緒に帰る事になってしまい、急いで売り場から電池を見つけ出してレジへ向かった

黒尾先輩も何か買っていたようで、丁度レジから離れるところだった




「んじゃ、行きましょーか。どっち?」


「黒尾先輩、部活帰りですよね?ほんとに近いんで大丈夫ですよ?」


「近いなら尚更!送らせてよ!」


「、、、こっちです」


「りょ〜かいっ」





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