「どこ行きたい?」



「私、おすすめのカフェがあるんですよ!」



「じゃあそこに行こうか」



可愛い笑顔にドキッとしながら、俺も笑って返す



「そこのコーヒーゼリーがすっごく美味しいんですよ!先輩コーヒーゼリー食べられますか?」 



「食べられるどころか、大好物だよ!」



誰かに聞いたんじゃないかってくらい俺の好物の名前を言う彼女に、再び運命を感じる



もうクサくたって何だって良い




「ここです!」



そう言って嬉しそうに俺の制服の袖を引っ張るマリンちゃん




なんかこれ、デートっぽいな











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