高尾視点






「マリンちゃんおはよー!」




「おはよう高尾君、緑間くん」




「おはようなのだよ」




我らが可愛い女の子、マリンちゃんと挨拶をする





「ねーねーマリンちゃん、今日久しぶりに部活見に来ない?」






宮地先輩に脅さr.....頼まれたってのもあるけど、純粋に自分も見に来て欲しくて声をかける







「あー....ごめんね、今日は無理なんだ.....」





「そっかぁ.....また先生のお手伝い?だったら一緒に帰ろーぜ?」




これがダメなら次!って感じで彼女に提案したが、



再び申しわけなさそうに笑っていた




「ううん、お手伝いじゃなくて、他の人と一緒に帰る約束してたから.....ごめんね?来週なら見に行けるよ」





「ホントっ!?じゃあ来週は絶対見に来てよ?」





「....落ち着け高尾、宮内が困っているのだよ」




「えっ?あ、ごめん....」




いつの間にかマリンちゃんの顔が目の前にあって、顔に熱が集まる




「大丈夫だよ」




優しく微笑んだ彼女に思わずドキッとする





「高尾君、顔赤いけどどうしたの?」




「宮内、その馬鹿はほっとくのだよ」




「馬鹿って、真ちゃんひっでーな〜」



 
いつも通り笑って、いつも通り話す







今はこのままで良い





いや、このままが良いんだ







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