高尾視点








あきらかに緊張している宮地さんと、無表情で今日のラッキーアイテムを握っている真ちゃんと下駄箱へ向かう






ぶっちゃけ、マリンちゃんが話しやすそうにしていた大坪さんと木村さんも連れて来たかったが、



生憎今日は用事があるらしい



でも2人ともちゃっかりマリンちゃんとメアド交換してたんだよなぁwww





それに比べて宮地さんwwww



行動力ありそうで意外にないのか、それとも本気で好きすぎてどうしたら良いのかわからないのか、



どちらにせよ、宮地さんらしくなくて笑えてくるwww




「おい高尾てめぇ、さっきから何にやついてんだ?」



「やっべ、顔に出てました?w」



「出てましたじゃねぇよ埋めるぞ!」



「物騒wwww」




「あっ!高尾君!」





下駄箱に着いた瞬間聞こえた声に、宮地さんが一瞬固まる



それに噴き出してたら無言で睨まれたw




「お待たせマリンちゃん!あのさ、宮地さんも一緒にマジバ行きたいらしいから、一緒でも良い?」



「高尾っ!てめっ!!」



「大丈夫....です」




明らかに怯えてるマリンちゃん



そして多分それに気づいて慌ててる宮地さん





「もぉ〜、宮地さん怖くてマリンちゃんビビっちゃってるじゃないっすか〜!」



「わっ、わりぃ...」



「あっ!いえ....」



「ほら、お腹すいたし、早くマジバ行きましょうよ!」



「あぁ」


「うん!」




少しめんどくさそうな真ちゃんに苦笑いしつつ、学校を出た






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