「大丈夫ですか折紙先輩!!」








ハッと目を開けると、バーナビーさんとタイガーさんとブルーローズさんがトレーニングルームに入ってくる所だった








「あ、その、なんか急に鼻血が出てきて.....」






「お〜!折紙お前、なんかやらしい事考えてたんだろ〜」




「ち、違いますよ!!」




「そんな事考えてるのは虎徹さんくらいですよ」




「あんたいっつもやらしい事考えてるの!?最っ低!!」




「だっ!?考えてねーよ!!」






いつものやりとりを始めたと思ったら、バーナビーさんが僕の手元を見て驚いた






「っ!!そのハンカチ....」




「あ、これはマリンさんが貸してくださって...」



「!!」


「優しいねぇ〜マリンは〜」


「ちょっと!それ私に喧嘩売ってる!?」


「なっ!なんでそーなんだよ!!」






あぁ、また始まった...




そう思って溜め息をついていると、彼女が帰ってきた






「ちょっと!今イワン君鼻血出ちゃってるんだから周りで騒がないでよ!!」










日本語であったな、鶴の一声って言葉が....








彼女の一声で、喧嘩をしていたブルーローズさんとタイガーさんは静かになった、



そういえば、さっきからバーナビーさん静かだな.....





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