「えっ、エレン?」
「名前、お前俺と同じリヴァイ班に入ってくれ。兵長には俺が話するから・・・」
「リリリリヴァイ班だなんて!!私には無理だよ!!」
「俺!!」
「!?」
「名前を守りたい・・・リヴァイ班に居れば兵長が居るし頼りないけど・・・俺も居る。巨人に一番近いけど一番安心だと思う」
エレンはそっと私を離すと
強い眼差しで見つめてきた
「それに一番、一緒に居られる」
「え?」
「ずっと・・・名前の事が好きだった・・・」
少し目をそらしてそういうエレンを見ながら
言葉の続きを待った
「だから・・・名前には安全な場所に居て欲しかったんだ。
でも名前が俺の言ったことで決めてくれたんだろ・・・?
だから名前の事は俺が守る。そう決めた!!」
「エレン・・・」
頬を少し赤くしながら強い眼差しで見つめられて
鼓動が早くなる
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