「えっ、エレン?」





「名前、お前俺と同じリヴァイ班に入ってくれ。兵長には俺が話するから・・・」




「リリリリヴァイ班だなんて!!私には無理だよ!!」





「俺!!」




「!?」





「名前を守りたい・・・リヴァイ班に居れば兵長が居るし頼りないけど・・・俺も居る。巨人に一番近いけど一番安心だと思う」







エレンはそっと私を離すと
強い眼差しで見つめてきた





「それに一番、一緒に居られる」






「え?」






「ずっと・・・名前の事が好きだった・・・」







少し目をそらしてそういうエレンを見ながら
言葉の続きを待った






「だから・・・名前には安全な場所に居て欲しかったんだ。
でも名前が俺の言ったことで決めてくれたんだろ・・・?
だから名前の事は俺が守る。そう決めた!!」




「エレン・・・」





頬を少し赤くしながら強い眼差しで見つめられて
鼓動が早くなる

[ 3/16 ]

[*prev] [next#]
[mokuji]
[しおりを挟む]



×
「#ファンタジー」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -