「ねぇお嬢ちゃん、一緒に遊ばない?」


「金なら俺らが出すからさぁ〜」




仕事帰りに軽く飲んでから歩いていると、少女がガラの悪い連中に囲まれていた



「おいおい、ちょっと」


「あ?なんだよおっさん」


近寄って声をかけると、明らかに不機嫌な顔をした若者


「だっ!...おっさんでも何でもいーからその子離してあげ...」


「お父さん!」


「「「へ?」」」


少女は目があった瞬間に俺を指してお父さんと言った...



いや、どー見ても楓より年上だよなぁこの子...


もしかしてそーゆー能力をコピーしちまったのか!?


「お父さん!向かえに来てくれたんだね!帰ろうっ!」


「えっ?あ、お、ちょい!」


少女に腕を引っ張られる


振り返ると、ポカーンと口を開けてる男達



「え、お前、ホントに楓なの?」





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