エース

無性に苛々が募る。あの男の下にいて幸せだ、沢山の仲間や部下に囲まれ恵まれ、嬉しいし本当に幸せだと思う。その気持ちに嘘は無い。それなのにどうして、胸は焼け焦げていくばかりなんだろう、どうして俺はまだ不満を抱えているのだろう。ああ、全部忘れて海に還りてぇなあ。
焦がれたその青に、もう触れられないからかもしれない。

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