幸福宣言3
2013/01/09 23:14
――ほら、駄目だよ。ベッド行こう
――ここでいい
――床は冷たいよ
――いいから……ン
――っ、もう……
押し倒したのは俺からだ。
それから二人ではしゃいで、気づくと天井を見ていた。
電灯の明かりが眩しくて文句を言って、でもあいつが光量を調節しようと体を離すと、それはそれで嫌だとわがままを言った。
――臨也、いざ、や……ぁっ
やわらかな肌と肌がふれ、それだけで熱が上がった。
夢中になって、俺は喘いだ。
「…………」
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