鍋がうまい3
2012/11/20 10:17

しばらくすると、ぐつぐつと煮える鍋からいい香りが漂ってくる。

「肉、もういいか」
「いいんじゃない?」

待ちきれないと静雄が箸を伸ばす。
臨也は笑って手を合わせた。

「いただきます」
「いただきます」

静雄はさっそく肉にかぶりついた。臨也も大根を口に入れる。

「っ」

すると、急に彼は箸を置いて口を押さえた。



prev | next
memo top


第3回BLove小説・漫画コンテスト結果発表!
テーマ「人外ファンタジー」
- ナノ -