鍋がうまい2
2012/11/19 01:07
「野菜は?」
「ほれ」
冷蔵庫から出した野菜類を静雄は指さす。
見た目はあまり、おいしそうとは言えない。
案の定、臨也は呆れた顔をした。
「わー、シオシオ」
「大丈夫だって。熱、通すし」
「ま、お互い弱い腹じゃないしね」
ほかに眠っていた野菜たちも一掃してしまおうと、静雄は適当に切ったそれらを鍋に放る。
任せきりにするつもりはないのか、臨也も食材に手を伸ばした。
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