竹取物語
短編では、武市さんが帝との文のやり取りまで読み聞かせて終わりましたが、その後、かぐや姫の告白の場面でこんな一文が出てきます。
「…いみじからむ心地もせず。悲しくのみある。…」
(月に帰るといっても嬉しい気持ちはありません。ただ悲しいだけです。)
今回の短編は、武市さんがいなくなった後にこの場面を読んだ小娘ちゃんが、この文を手紙にしたという設定にしました。
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