荒木飛呂彦原画展

2日目 荒木飛呂彦原画展

 
 
この暑さなのにデオドラントアイテムを忘れた。


いきなりなんだって話ですが、今回の旅行にデオドラント系のものを持って来るのをすっかり忘れてしまったんですよ。

ファンデーションや下地やクリーム類をコンタクトレンズのケースに入れたり、化粧水とかシャンプーとかも旅行用の小さいボトルに入れて軽量化するのに必死で、そんなこと脳内から消え去ってた……。

デオドラント無しでジョジョ展に行ってもいいけど、この暑さで国立美術館まで歩いて、オープン前まで炎天下で並んで待つって言うのに、大量に汗をかくのは回避不能…。

そして汗をかいたまま、沢山の人がいる中、ジョジョ展を見て回るだなんて、イカれてるのか? この状況で。って感じなので、急遽ドラッグストアに行かなければならず。

でも忘れたことに気付いたのが23日の夜中だったので、24日のジョジョ展初回に行く前にドラッグストアに行って買わなきゃいけないけど、そんな朝から開いてるドラッグストアなんてある? って思っていたらミッドタウンにありました。

さすが六本木。すごいや。

朝8時に開くドラッグストアだなんて、一体誰が買いに来るんだよと思ったら結構買いに来てました。

しかも、買おうと思ってた商品が最後の一つ!!!

やっべ。まじやっべ。

みんなも家で汗対策し忘れて、買いに来たのかな…。(ただ単に在庫が昨日のままで、まだ商品が搬入出来てないだけなんじゃ…)

でも制汗系と日焼け止めが品薄になっていたので、今の時期はよくあることなんでしょうけど。

ラスト一個の制汗アイテムをゲットし、トイレで、新しいパンツをはいたばかりの正月元旦の朝のよーに、スゲー爽やかに汗対策してから、国立新美術館に向かいました。


私がミッドタウンに行ってる間に、先にアナスイに国立新美術館に行って並んでもらっていたんですけど、後から列に入るのは禁止ですってガードマンの人に言われたので二人で並び直しました。

でもそんなに人数は変わらなかったので、まあいっか。

結局、9時20分くらいに着いたのかな…?

国立新美術館の入口の六本木側の外で並んで待っていたんですけど、9時半を過ぎた頃から建物の中に入れてもらえるようになりました。

傘を持ってる人は傘立てに置いてから入って下さいって言われて、昨日も来て知っていたので、傘を置かずに畳んで持って入りました。

傘を傘立てに置く為に、並んでいた列から一旦離れないといけなくて、そこで順番が若干前後してました。

国立新美術館の中に入ってエスカレーターを上がり、二階のジョジョ展の入口で待たされます。
昨日下見に行った時、長蛇の列を見たあの場所です。

国立新美術館は天井がものすごく高いので、館内の空調が効きにくいんですよ。




これは一階の写真。
(ジョジョ展を見終えた後に撮ったものなので、かなり人が増えてます。ルーヴル美術館展も同時開催だったので)

国立新美術館はところどころ、床の下にエアコンのミニ吹き出し口があって、そよそよと風が出てるんですけど、そこ以外は生ぬるい感じなので、扇子であおいだり、みんなでフゥフゥいいながら待ってました。

ただ、私達の近くに結構汗臭い人がいて、ちょっとキツかったです。その人が動く度に匂いが漂うので。

いや、汗の匂いだったら仕方が無いと思うんですけど。すごく暑いし。みんなも汗かいてたし。

でもそういう匂いじゃなくて、ちゃんと洗濯してない服を着てる臭さだったんです…。お風呂に入ってないっていうか…。だからもう……。

ちゃんとケアして来いよ!! 荒木先生の絵を見に来てんだろうがよ!!

荒木先生だって、「美術館で絵を見るときは、ネクタイを締め、必ず絵に『敬意』を表する格好をするのが流儀」って仰ってたんだぞ!!

露伴だって、ルーヴルに行った時はネクタイしてたし!!

…って、旅行にデオドラントアイテムを持って来るの忘れてる私が言うのもなんですがw

こういう不可避なことも起こって来るので、私達は音声ガイドの為に並んでましたが、前日、係の人が言ってたみたいに、長時間並びたくなかったら、予約した時間帯の終わりに近い時間に来た方が並ばなくていいかもしれません。


10時いよいよ荒木飛呂彦原画展、オープンです。

荒木先生の解説が聞きたくて10時の回のチケットを取ったんですけど、音声ガイド良かったです。

思ってたよりもガイドは少なかったんですけど、『この時はそんなことを考えながら描いてたんだ…』とか思いながら原画を見る事が出来るので、一つの絵で二度楽しめるって感じでした。

っていうか、あの絵を描きながら、荒木先生変な気持ちになってたんだwww って違う意味で楽しめます。どの絵の事かは聞いてからのお楽しみ♪


前回の東京でのジョジョ展での書き下ろしの絵が、今回は大きく引き伸ばされて撮影出来たのがものすごく良かったです。




シーザーリサリサジョセフ




ジャイロとジョニィ




イギーと承太郎



イギーがデカい!!ww


徐倫とブチャラティ




ルーヴル露伴




そして、今回の東京キービジュアル




ルーヴル露伴の前でハアハアしそうになって大変でしたw 大きい露伴たまらん……

ここには画像サイズを変えて載せてるので荒いですが、スマホ内には超美麗な原画の数々が……

他にもあるけど、特に好きなのを載せました。


今回の目玉である12枚の書き下ろしが最後にあるんですけど、その前の撮影可能な巨大原画がインパクト有り過ぎてちょっと霞んでしまう…。

書き込みの量も、前回(撮影可能になってる巨大原画)と比べると少ないし…。

やっぱり、大きい絵は描くのが大変だから仕方がないとは思いますが…。

圧巻は圧巻なんですよ。近寄って見ても、引いて全体を見ても。

でも私は、あるキャラが描かれてるのが嬉しかったです。荒木先生が久しぶり描かれたので。

っていうか、好きなキャラばかりがラストを飾っていました。やった!


今回、荒木先生の原画の他にも、他のアーティストの作品が展示されていましたが、あれ、必要だったのかな…。

CG映像のも、わざわざ別室に入れて見るまでじゃないと思ってしまいました。


書き下ろしの絵のドキュメンタリー的な映像が最後にサラッと流されてるんですけど、それを別室でちゃんと流した方がいいんじゃあないの? って感じでした。

荒木先生が今回の為に頑張ってる様子の映像なのに。

でも、この映像の手前に椅子があって、座って見る事が出来たので、それは良かったです。
椅子の上に、今回のジョジョ展の図録が置いてあって、手に取って見る事も出来るし。


ジョジョ展入ってすぐのコーナーは人が止まりがちで固まってしまい、とても見にくかったので、先に大きい絵の写真を撮ったり、あまり混雑してないコーナーを見てから、さっき飛ばしてしまった所に戻ったりと、なるべく人を避けて見てました。

「ここから逆行出来ません」のサインがある所の手前までは逆行出来るんです。

ゆっくり見て回ったので3時間くらいいたし、オープン前からも並んで立っていたので足が疲れました。


荒木先生のドキュメンタリーや、今回の書き下ろしの絵の下絵を見終えると、出口になっていました。


出口の外で、グッズが買えます。グッズは大阪でも買えるので、東京限定のものを中心に買いました。

私達がグッズ販売の所に来た頃には、既に初回の人がかなりはけていた時間帯になっていたので、比較的空いて買うことが出来たかなと思います。

貰ったグッズシートの、欲しい物の所にチェックを入れて渡すんですけど、入れ終わらない内に順番が来てしまったので後ろの人に先に行ってもらったりしてました。

シートの角に付いてる色別に列に並ばされます。赤と緑と青だったかな?
物販の列が数列あって、別れて並ぶ感じです。


買ったグッズはこちら



東京限定のTシャツはとりあえず押さえておこうと思ったので、1部のグリーンの以外は買っておきました。

ガチャ感覚で買った缶バッチが全部当たりだったのは嬉しい!!

ジョルノとブチャラティとドッピオでした☆

暗殺チームは無かったけど…。大阪でも缶バッチ買おう!

仗助のお皿が良かったんですけど、重いし割れたらイヤなので、大阪で買うつもりでやめました。

後でも買えると思うと余裕があっていいな…。


ジョジョ展で見た原画を、一週間以上経った今から思い返すと……

最初の方にあったスタンド紹介のところのエメラルドスプラッシュのシーンがすごく綺麗でした。
生原稿なので白黒なんですけど。

あと、岸辺露伴グッチへ行くの、グレーバックの絵もすごく綺麗だったな…。
「ブティックで着替えたのォ? そーゆーのしに来たんじゃないから」の絵。

去年仙台で見た、仗助と吉良の最後の一騎打ち「出しな…テメーのキラークイーンを」のコマも、ものすごく綺麗で印象的だったんですけど、今回そこまでビシッと綺麗だと思わなかったのは、高い位置に置かれていたからかな…って思いました。

ちゃんと目の高さで見ないと、あのビシッと決まった感じにはならないのかも。


それと、音声ガイドであった、ラストバトル(無駄無駄シーンとか)を書く時は高揚しててすぐ描けちゃうし、カタルシスを感じるっていうのも印象的でした。

アシスタントは集中線ぐらいで、あとは全部荒木先生が一人で描いてしまっていたなんて。

その時に先生が聴いてた曲を是非教えて欲しいです。聴きながら読んだらすごそう!


今回の書き下ろしの大きな絵も綺麗だったんですけど、書き下ろしの下書きの線画の方が美しかったです。

こんな事言ったらあかんかw

せっかく荒木先生すごく苦労して描かれたっていうのに…。

線画の方が、荒木先生独特のラインが際立って、より綺麗だったんです。

色付きの方は、垂れた絵の具の線とかも見えるので、先生が描かれた生々しさは残っていて、本当に大変だったんだろうな…って思いました。

書き下ろしの下書きメモには花京院がいたなんて!! 花京院がいたらどんな風になってたんだろう…。



この後は、オーソンに行ったり、夜のメルセデスミーに行ったりしたんですけど、写真もたっぷりになってきたので一旦切ります…。



←To Be Continued…
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