逮捕しちゃったぞっ！：05
オレは早急に手元の棚からゴムを取り出して、勃ち上がった息子さんにかぶせた。
それから、オレの上にまたがった奈緒の唇に、もう一度キスを落として、スカートを捲りあげる。
奈緒は恥ずかしそうに顔を赤らめながらも、その行為自体を咎めようとはしなかった。
手の自由がない奈緒に代わって、自身の根本を軽く押さえた。
「腰、落として」
「んっ、･･･はっ、あンっ」
「そこ。……うん、そんな感じ」
「やっ、あァっ、おっき･･･」
もう何度も繋がっているのに、未だにその質量に慣れないらしい奈緒は、きつそうな顔をしながら腰を落とす。
ああ、もう。可愛い。
オレも、何度奈緒とセックスしたって、この姿に平静を保つことはない。
何度も欲情して、何度も壊したいような大事にしたいような変な感覚に陥る。
「ふぅ、やあぁあっ、あンっ･･･」
「奈緒、熱い……」
相変わらず奈緒のナカは熱くて、そして狭い。
きゅうきゅうと締め付けてこられると、正直すぐにでもイってしまいそうなんだけど……。
我慢、我慢！
ナカに入っているのを確認するように軽く腰を揺する。
すると、奈緒は震えながら熱い息を吐き出した。
「なおなお、上下に動いて？」
「う、あぁっ･･･」
後ろ手に拘束されているせいでバランスを崩す奈緒の腰を両手でつかんで固定する。
腰を軽く上下に動かしながら言うと、奈緒は目尻に涙を溜めて、こくんと頷いた。
「ふあぁっ、ひあぁっ、あっ」
「……っ、は」
「壱、おっき･･･」
「うん。そんな嬉しいこと言わないの」
ちゅっと唇にキスをして、舌先を絡める。
もう理性もなにも飛んでいる奈緒は、オレの舌の動きにも従順だ。
咥内にたまった２人ぶんの唾液を奈緒の口に押しやれば、奈緒はこくんと喉を鳴らしてそれを飲み込む。
「壱、もっと･･･」
「んー？」
「ひゃあぁっ、もっと、シて･･･」
自身の緩慢な動きに焦れたのか、奈緒が涙を流して懇願する。
うあー、もうっ!!
「ほんっと……奈緒は、ずるいっ」
奈緒の腰をしっかり支えて、激しく律動する。
いいところにぶつかるのか、奈緒はより一層高い声で鳴いた。
「あぁあっ、やあぁっ、あンっ、ふぁああっ！」
「オレ、･･･奈緒に死ねって言われたら、死ぬよ」
「ば、かっ･･･ぁあっ、そんなの、言うわけ、ないっ･･･んぁアっ!!」
奈緒がそんなこと言わないのは分かってる。
言いたかったのは、奈緒の「お願い」の威力だ。
「や、ぁあっ、待って、あぁん、はげ、しっ･･･」
「とか言って、腰揺れてる」
律動の激しさに苦言を呈す奈緒だけど、言葉とは裏腹に腰がゆるゆると動いている。
随分エロっちい体になっちゃて。
「待って、壱、イくっ･･･」
「んっ、……オレも」
上半身をすっかりオレに預けるような格好になった奈緒は、涙混じりにそう訴えてきた。
オレも、限界。
「っ、･･･出すよ？」
「んっ、うんっ･･･あた、しもっ、あぁあっ･･･！」
限界を訴える奈緒に、一層激しく腰を打ちつけた。
ガシャガシャと手錠が音を立てる。
「ひゃあぁっ、あんっ、ああっ、やぁあ――っ」
「―――っ、」
腕の中で、奈緒が大きく震えた。
同時に、きゅっと縮まる奈緒の膣と、締め付けられる息子さん。
限界を超していたオレは、その締め付けによってあっけなく果てた。
――でも、
「い、ち･･･あっ、やだぁっ!!」
「１回じゃ終わんないよ･･･？」
オレの上で脱力する奈緒を、今度はうつ伏せになるように押し倒す。
ゴムを交換して……はい、準備完了。
手錠と言えばバック。
バックと言えば手錠。
……楽しまないはずがないでしょ？
「やっ、また･･･ひゃああっ!!」
「逮捕されちゃったのが悪いんだよー」
挿入した瞬間、びくびくと跳ねながら嬌声をあげた奈緒が可愛くて、ついつい首の項にキスマークを落としたのは内緒の話、ね。
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