奈緒の手が、オレの竿を握って、上下に扱きはじめた。 そして、上部からぱくりと息子を咥えて、カリに刺激を与えるように上下に吸い付く。
「ん・・・なおっ、」
「むっ・・・ぁん」
すげー、熱い。 息子さんも、奈緒の口ん中も。
奈緒のフェラは、別段ものすごいテクニックってわけじゃない。 ……でも、奈緒ってだけでもやばいんだ。
オレ、奈緒相手だと若干早漏になっちゃうんだよ? フェラなんかされたら……堪えるの、大変。
「な、お・・・」
奈緒の頭に、手を伸ばす。 そして、サラサラの髪の毛に触れた。
「んっ・・・いっちゃん、」
ちゅぽんという音と共に、奈緒が咥内から息子さんを取り出した。 依然竿は扱いていたままだけど……。
そして、頭を撫でるオレを見て、目を細めた。
「きもち?」
「うん・・・すげー、気持ちいい……」
「よかったー」
にこりと笑った奈緒は、再度オレの息子さんに唇を落とした。 尿道にちゅっとキスを落とすと、舌先を尖らせて、ぐりぐりと押してくる。
「んっ・・・ぁ…なおっ、」
「んふっ」
オレのを咥えながら、奈緒が視線を上げた。 ……やっばい、弾けそう。
「奈緒・・・」
「なおなお」
「なお、なおっ……」
髪の毛を掬って、くしゃりと握る。 ……オレ、ほんとに……奈緒がほしい。
ちゅぷっ・・・
奈緒を見つめて顔を歪めていると、奈緒がオレのを再度口に含んだ。 口をすぼめて、上下に頭を揺らす。
「っ、ん・・・奈緒……」
「ふっ、む・・・」
カリに唇とか上あごが引っかかる。 膨らんだオレのは、いつ弾けるか分かんない状況だった。
やっばい……。 もう、出そう……。
奈緒の髪を、握る。 すると、奈緒が上目遣いでオレを見上げた。
やばいです、マジで。
「は、っ・・・奈緒・・・ダメっ、も……」
「ひふ(イく)?」
「ん・・・も、出るっ」
そう言って、奈緒の髪を軽く上に引いた。 出すから、離してって……そういうつもりで。
でも、奈緒はオレを見上げてにこっと笑うと、上下する頭と、竿を扱く指のスピードを上げた。 ……マジかよ!?
「ちょ・・・待って、だめっ・・・だってば!」
「ひひゃ(いや)」
奈緒の手が、オレの竿をぎゅっと握りこむ。 そして、ぐぐって上下に扱いた。 同時に、唇を一層すぼめて、尿道にちゅるっと吸い付く。
「だ、めっ・・・奈緒っ!!」
引き剥がそうと思って、引っ張っても、奈緒は動かない。 あ、・・・嘘。
「まっ・・・!」
オレの愚息は、毎度のことながら制止の言葉を聞いてくれない。 奈緒が咥えてんのに……!
ぶるりと、愚息が震えた。 そして、
「んっ・・・!」
オレの精液は、もろに奈緒の口に広がる。 ……ど、どうしようっ!!!
「うわっ!奈緒、吐き出して!?それ、ぺってして!ぺって!」
そう言いつつも、射精は止まってくれない。 あーもう!奈緒のお口が汚れちゃうーっ!!
「っ・・・ん、」
奈緒の指が、自分の唇に添えられる。 そして、漸くモノから口を離した奈緒の喉が、こくんと動いた。
……は?
「な、お・・・?」
人差し指を唇に当てて、奈緒がぺろりと舌を出す。
「んー、苦い」
「ちょ・・・!!!!」
驚いて、奈緒の両頬に手を置いた。 う、嘘・・・でしょ?奈緒……飲んだ?
「奈緒・・・なにして……」
「んー?苦い、けど・・・別に嫌じゃないよー?」
「そんなわけない・・・!まずいって!!」
そう言うと、奈緒は首を傾げてオレを見ると、オレの精液でてらてらと濡れる唇を、ぺろりと舐め取った。
「・・・うん。やっぱ、嫌いな味じゃないってばあ」
「な、なお・・・」
「ごっちそーさまっ!」
へらっと笑った奈緒の唇に、自分の指を乗せた。 ……苦くないわけ、ない。 絶対に……まずいに、決まってる。
それでも、「嫌いじゃない」って笑う奈緒。
……奈緒は、オレをどうしたいの・・・?
奈緒の唇に置いた指を、横に動かす。
……ほしい、コレ。 つか……奈緒が、欲しい。
「奈緒が……キスしたのは誰?」
声が震える。 オレ、どうすればいい?
問いかけると、奈緒はにっこり笑って、唇を動かした。
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