Let's 採点 LOVE | ナノ


(06)


「は、ぁ・・・」


ぶるりと震えた奈緒が、自らの腹部に回ったオレの手をぎゅっと握った。


「奈緒、大丈夫・・・?もう、痛くない?」

「…じょ、ぶ・・・」

「ん。じゃあ、動くよー?」

「はっ、ぁあっ!」


奈緒の腹部に手をぐるりと巻きつけたまま、腰を上下に振る。
奈緒は、倒れないようにオレの腕に手を置いて支えながら、自分でも軽く腰を振ってくれた。


「なお・・・」


片腕を巻きつけたまま、奈緒の胸に空いた片手を伸ばす。
立ち上がった乳首をきゅっとつまむと、奈緒がびくんと震えた。


「ひぅ・・・あっ、あっ…」

「乳首、ちょっと腫れてんね」


奈緒の口に指を差し込んで、湿らせる。
奈緒の唾液を乳首に擦り込むようにしながら、優しくつまんだ。


「ひゃあっ、ん・・・あっ、あっあっあん…」


乳首を弄って腰を振りながら、ふと視線を前にやる。
すると、視聴覚室の巨大スクリーンが見えた。


今は電源が入っていないから真っ黒なんだけど、そのせいでオレと奈緒の姿が結構鮮明に見える。


「なーお。……ね、前、見てみ?」

「はっ、あっ……!?」


前を見た奈緒は、自分の痴態を見て、言葉を失った。
そして、顔をふいっと逸らす。


「ね、奈緒。そらしちゃダメ。スクリーン、見て?」


耳元で囁いて、乳首を触っていた右手を、結合部に伸ばす。
奈緒は、震えながら、スクリーンに視線をやった。


「繋がってるの、すげー見えてんねー?奈緒のナカに、オレの入ってるよ?」

「っ・・・や!」


恥ずかしそうに目を閉じた奈緒の目じりから、涙が零れる。
……かーわいーっ!!


「奈緒?・・・ねえ、なーおー」


オレの腕を掴む奈緒の手を取って、結合部に導く。
さわりと触れさせると、奈緒は目を開いて、スクリーンを見た。


「……ね?めっちゃエロい」

「やっ・・・あっ、あっん…」


奈緒の肩口に唇を落として、痕をつけた。
繋がっているのを視覚認識すると、いろいろと勘違いしそうになるなー。


「ね、奈緒?」

「やっ、あっぁっあっ・・・」


奈緒のナカ、すげー熱い。
たぶん、自分がよがってる姿を見たからだろう。
きゅうきゅう締め付けてくるし、ナカも愛液でぐちゃぐちゃだ。


「今だけは・・・奈緒、オレのもんだよね?」

「ふ、ぅ・・・あっ…」


こくん、こくんって、奈緒が頷く。
それが嬉しくて、オレは奈緒に回した腕の力を強めた。


「壱・・・壱っ」


奈緒が、オレの名前を呼びながら、結合部に手を伸ばした。
繋がっている部分をなぞって、オレの胸元に頭をぶつけながら、ゆっくりオレを見上げた。


「奈緒・・・?」

「あ、たしは・・・壱の、だ・・よっ、」


そう言って、口角をゆっくり上げた奈緒。





……それを聞いた瞬間、下半身に熱が集まった。





「あっ・・・奈緒、イくっ」

「んっ・・・、あっ、うん、うんっ!」

「っ、は・・・」

「あっ、あっ…め、やあぁ――っ!!」





奈緒のその言葉の意味を確認する間もなく……。


がつんって穿った瞬間、奈緒は再度イってしまったらしい。
その締め付けに、下半身だけじゃなく、自分ごと吸い込まれるような気分を味わいながら……


オレの息子は弾けて、ゴムに精を放った。






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