NON


「実はもう一人いる」

「ええ〜〜まだいるのかよ」

「君は段々口が悪くなってきたな?」

「そろそろ帰ってくるころじゃないですか?吉良さん」

「えっなにそのノート使って人殺しそうな名前……」

「ノートなんて使わないぞ」

「そうですよね、よかった」

「(人殺しは人殺しですけど、っていうのは言わないんですねDIOさん)」


ガチャ


「ただいま」

「おかえりなさい吉良さん」

「お、おかえりなさいませ〜(びっくりするほど普通な人だ!!!)」

「……どういうことだね?」

「かくかくしかじか」

「……なるほど、プッチがまた人間を拾ってきたのか、全く」

「今のでわかるんだ」

「吉良吉影だ。こんなところに放り込まれて大変な思いをしただろうに……」

「あ、いえ……衣食住が保障されるだけでもありがたいです(握手!普通の人だ!)」

「…………」

「……あの?」

「……君は綺麗な手をしているな」

「?はぁ、ありがとうございます」

「よろしくたのむよ」

「はい!」



「この中で一番危ないのは吉良ではないか?この場合」

「大丈夫かなぁ〜〜ボスぅ」

『(出て行くタイミングを見失った……)』






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