NON


「そういえば、ディエゴさんも人間じゃなかったりするんですか?DIOさんとよく似てますよね」

「れっきとした人間だ。あの変態吸血鬼と一緒にしないでほしいな」

「よかった〜!ようやくここにも普通の人が……!」

「僕も普通の人間なんですが……」

「いや……まぁ、うん……そういうことにしとこう(いきなりしゃもじやら靴やらを耳に当ててもう一人の人格と会話しだす人間を普通とは言わない)」

「……君もここにきてとても苦労したようだな」

「そうなんですよ……!!拾ってもらった恩はありますけどそりゃもう」

「特にDIOとカーズ」

「あの二人は規格外すぎて!!」

「吸血鬼と究極生命体とかわけがわからん」

「ですよね〜あぁ、ディエゴさんが帰ってきてくださってとても嬉しいです!!」

「そ、そうか……?フン……」

「(あ、あれ?ディエゴさんの背後に何か……)」

「ディエゴさん!尻尾出てます尻尾!」

「おっと」

「し、尻尾……?」

「ディエゴさんは恐竜なんですよ」

「へ、へ〜カッコイイネ……」

「(たまには帰ってくるもんだな)」

「(恐竜……?)」




普通の人間などいない






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