NON


「アルバイトをしようと思います」

「ほう、いい心がけだ」

「許可しよう。このDIOのためにがんばって働いて来い」

「一切勤労意欲のないものは黙っていろ。どうしたんだい急に」

「いや……ここにきて結構経ちましたし、吉良さんしか働いてないじゃないですか。家計が切迫してるみたいなので私も少しくらい足しになればと……アルバイトなら身分証なくても大丈夫ですし」

「そんなことを思ってくれるのは君だけだよ……」

「どこで働くつもりなんですか?」

「それはまだ決まってないけど、皆さんなんかコネとかないんですか」

「いきなりコネに頼ろうとするのだな」

「真面目なのか不真面目なのかわからないのだ」

「あんたらに不真面目とだけは言われたくないですっ」

「DIO、君の息子の職場を紹介してあげればいいじゃあないか」

「息子……?ああ、ジョルノとかいう」

「息子持ちかよDIOさん」

「フッ……ヤキモチか」

「いや息子までいるくせに子供っぽすぎるなって」

「URY……」

「JOJO苑か……ホールなら手もそんなに荒れないだろうからいいかもしれないな」

「ほんと吉良さんって私の手最優先ですよね……」

「私も神父の肩書きでごり押ししといてやろう」

「まだ働いてないけどJOJO苑さんにすごく謝りたくなってきた」






「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -