||| plus alpha


最近は入稿もできて、本も形になって、入庫も完了して、安心感からほっと息抜きしているところです。
去年からずっと本を出せないままで、執筆の調子が悪くなったのもあってぐるぐる悶えていたんですが、ようやくここまでできるようになったんだなぁ……と感慨深く思っております。
小説執筆を殆ど勢いに任せてしていたもので、その勢いや集中力やら何やらが欠けてしまうと途端に書けなくなるのほんとに、辛くて深い深いスランプでした…。

最近は原稿が書けたのもあって、お品書き作ったり、サイトの紹介ページ(?)を作ったりしてデザインを頑張ってました…!
余裕がなくて、本を入稿した時には殆ど感覚で装丁をしたんですが、改めて勉強しよう…! と思い至り、買ってさっと目を通しただけになっていたデザインの本を読み直して、学生時代のようにルーズリーフに書き出したりして地道に勉強していました。
勉強しようと今まで買い込んできた本を読んで、書き出して、吸収してもっと自分なりに良いものを作ってやる…! と意気込んでいます…! とても意欲的でめちゃ楽しいですね…学生時代の勉強って、興味のないものだと苦痛に感じていたんですが、自ら学びたいと思ってする勉強は、楽しいものなんだな〜と再認識しました…。


直近で書こうと思っているのは、イベント当日公開予定の、本来本に収録しようと想定していた「出られない部屋」を題材にした短編です〜!
「どんなセックスが好きか正直に言わないと出られない部屋」なんですが、私の好きな傾向を盛り込んで両片想いを拗らせた鶴さにが部屋に閉じ込められたことをきっかけに急接近するようなえっちな話の予定です。
今のところ、起承転結の起を書いているんですが、冒頭の冬の描写があるんですがお気に入りです〜('//')公開したらお手隙のときにでも読んで頂けたら幸いです。


他書きたいな〜と思っているのは、先日、ふと「審神者を辞めてカフェ始めたら鶴丸が常連客になってた」というお話を読み直して、こう、何年も経ってから漸く客観的に読めたんですが、自分が書いただけあって好きなお話だな〜と思いました。
このお話に対して、書いた当初は変な話書いたな、という認識で、あまり現パロを書かないたちだったので、どうにかして現パロ風に出来ないかと思いながら、お題を用いて書いたお話でした。
当時は社畜していて、週に二日の休みでどうにか自分の中の萌えを吐き出すんだという必死な状況で週に一、二作小説を書き上げるようなハイペースだったんですが、そんな最中で生まれた話で、書き上げた時にうまい事まとまったな〜という感覚はあれど、変わった話という認識が強かったばかりに、それほどお気に入りのお話ではありませんでした。
サイトに公開すると、沢山の反響を頂きまして、自分の認識とのギャップに困惑していた…というのが記憶に残っています。支部に上げて今に至りますが、支部の中でも私の中で一番評価されているお話となっております。

何年かぶりに読み直して思ったのは、このお話の鶴丸国永は落ち着いていて、少しミステリアスなんだけど、寄り添ってくれる親しみやすさや優しさがあって、私の書く鶴丸の中でも格好いい系統に分類されるなぁと。かっこよかった! 一番最後の切り返しの台詞のシーンが好きだ!
あと書き上がった時に感じたまとまりの良さもまた良かったんじゃないかな〜なんて思いました。
それで、読んでいてこの後の二人がどうなるのか考えた時に続きが降ってきたのでさっとメモしておきました。

好きなお話ではあったんですが、自分の認識と評価のギャップがあってなかなか複雑な作品だったんですけど、ようやくほんとに好きになれた気がしますね…。
また向き合って、続きが書きたい! と思えたのが嬉しいです。また書けたら公開しますね〜!


呪術札の続きも書きたいですし…書きかけのものや、次の原稿にも着手したい…この意欲が消えないうちに頑張ります!!

こんなところまでお読み頂きありがとうございました!

Mar 23, 2021 01:21
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