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最近サイトからメールを頂けて、とっても嬉しく思っております……細く長くサイト運営を続けてはおりますが、全然更新のされていないこのサイトに足を運んで下さる方がいらっしゃることが本当に有難く……本当にありがとうございます。

最近は前の日記に書きました通り、もだもだと執筆が捗らないので、とにかくできることをしようと、本の表紙制作に励んでおります。昔は絵>小説の頻度で沢山描いていた時期もありましたが、このサイトを始めて間もない頃晒しにあいまして、小説は拙いけども、絵だけは馬鹿にされたくないな…と当時サイトに掲載していた絵を撤去してからと言うもの、取り扱いが小説中心となりまして。
それから反応頂けるのが嬉しくて毎日小説を書く日々が続き、いつの間にか字書きへ変貌したという経緯があります…絵も描くのは好きだったのですが、忙殺される内に絵を描くことをやめてしまって、唯一残った趣味が小説執筆だけになってしまいまして……
毎日絵を描いていた頃に比べると、努力を怠っているので絵の上達もなくほんとに描けなくなっちゃって、表紙の為に、手が空いた時にラフを描いて、何かいいものが描けないものかと焦りつつ頑張っていたのですが、先日奇跡的に調子のいい日に、奇跡的にラフを描こうと試みて、何枚か下描きをすることができました……!
絵を投稿すると、有難いことに絵も字も書けてすごいと仰って頂けることがあるのですが、こんな感じで奇跡的に描けただけで、普段は何を描いても駄目で碌に形に出来ないので、何だかとても騙している様な(?)罪悪感に駆られます。

そんなこんなで下描きをどうにか表紙絵にすべく、最近はイラストソフトと向き合っております。久しぶりにキーボードをたたいているのですが、めちゃめちゃタイピングが遅くなったような感覚がありますね……感覚を思い出す為にも小説執筆に向き合わなきゃな〜と思いました…。

冒頭のお話に戻るのですが、メールを頂いて、一番新しい小説の感想を頂けてめちゃめちゃ嬉しかったと同時に驚きました。前の本を出した時くらいから、感情が沈んでやや凹んでいたので、私の小説を一体誰が読んでくれるのか、需要なんかないだろうって思ってやけくそで(?)自分の為に書くんだ!と自己暗示してどうにか吐き出したのが最近の小説だったので……。
小説をお読み頂けて、お話の要約を軽く書いて下さっていたのですが、それが秀逸で、分かってくれたんだ……私はちゃんと読んで理解できる話を書けていたんだ……と嬉しくなりました。
どうしても自分の作品を客観的に見ることができなくて、読んでわかるかどうかも、私は主観で分かるけどもどうだろうか、という所から不安で…
なので、感想を頂けてめちゃくちゃ嬉しかったです。ありがとうございます。

また、返事不要でメール下さった匿名の方もありがとうございました。キャラクターが生きている様だと仰って頂けて嬉しかったです。
小説を書く時はとにかく、相手のキャラクターを一番好き!!という気持ちにしてから書いていたので……また初心に戻って、キャラクターが好きな気持ちを小説に込めたいと思います。


何か、軽く小説を書く恐怖症(?)は言い過ぎかもしれませんが、向き合うのが「嫌」とも違い、怖いのかもしれません。過去に書いた小説たちが自分の想像をはるかに超えて、沢山お読み頂けて、有難いお言葉を頂くうちに、昔書いたものを超えることができるのかどうかに囚われてしまったのかもしれません。結論から申し上げますと、きっとあの頃の生き生きとした勢いのあるお話を超えることはできないのかもしれません。
でも鶴丸が好きな今だからこそ書ける小説を、好きで居られる時間を大事にしたいなと思うようになりました。こう何年も同じジャンルに留まるのが初めてでそういった終わりへの不安もあります。
メールで有難いお言葉を頂けたので、原稿もそうですが、少しずつでもリハビリ出来たらなと思います。
こんなひっそりしたサイトに足を運んで下さりありがとうございます。深く深く、お礼を申し上げます。
そしてこんな雑談にお付き合い下さりありがとうございました……!

Oct 06, 2020 03:03
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