▽ 大阪組とキネマ主と奥州家族
と、慶次君も。
わたし多分まだ慶次君のポジションをはかりかねているのですよね。
先日お返事させていただいた中でちょっと小ネタっぽいの妄想させていただいたのですけれどもそちらをばっすい。
なんだかんだ色々あって、五章が無事完結して、みんなで奥州に遊びに来た感じでひとつ。
「こっちがひでよしでね、その隣が半兵衛君でひでよしのおくさん的な。」
「真樹緒。」
「ぬん。」
「嘘はいけない。」
「俺うそついてへんもん。」
でね。
その反対側のお隣がね、慶次君で。
「慶次君で…ぬん…俺はけーちゃんって呼んでて、えーと、」
慶次君ってひでよしの何ぽじしょんやっけ?
「こいがたき?」
「いやいやいやいや。」
「あっ、お友達やってゆうんは知ってるんやけどほら今は半兵衛君みたいなぽじしょんの話で、」
「
いやいやいやいや。」
「は!……もしかして半兵衛君とひでよしのこども…?」
「
さも良い事を思いついたとでもいう様な顔をやめないか。」
僕はこんな大きな子供を産んだ覚えはないよ。
「えー!やってー!」
とかいうやりとりを奥州家族の前でするんでしょうか。
突然覇王がやってきた奥州はたまったものじゃありませんね!
「おい…何で豊臣秀吉と竹中半兵衛が奥州にいやがる…」
今日は真樹緒がオトモダチを連れて来るっつー話じゃなかったのか。
あいつら俺らを襲った事忘れたとは言わせねぇぞ。
「生憎だけど俺だって友達を連れて来ると思ってたよ。」
あ、だめだ。
俺竹中さんは仲良くなれないたいぷだ。
俺の中の何かがあの人を拒否してる。
胡散臭い人って駄目なんだよね。
地面に這い蹲らせたくなる。
「顔が昔に戻ってるぜ、成実。」
「そう言う小十郎も前髪落ちてきてるよ。」
ぶっそう!
おシゲちゃんと半兵衛君は同族嫌悪的なアレで相容れません。
ひでよしはキネマ主が誘ってくれたからやってきた感じで。
半兵衛君は秀吉が行くと行ったからついてきたんだけれども、敵側の自分らが行ったらあの成実さんが嫌な顔するだろうなと予見してその嫌がってる顔を見るために来ました。
慶次君は俺がここに一緒にいるのおかしくない?!って思ってるけど、キネマ主がさも当然のように自分を頭数に入れているので戸惑いながらもやってきた感じです。
当のキネマ主はただ大阪組をみんなに紹介したいだけ。
お友達になったん!
ひでよしと半兵衛君と慶次君やで!って言いたいだけ。
ちょっと動けない政宗様と成実さんと小十郎さんをよそに、「はっはっは、真樹緒殿はご友人が多いですね」なんて笑いながら鬼さんが大阪組をもてなしてくれるかと思います。
ちなみに半兵衛君が鬼さんを見た初見の感想は「食えない男」です。
ちょっと苦手なタイプ。
あれ妄想が暴走!
04/16
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