足利さんネタバレと小ネタ

足利さん。
権力、知力、財力、全てを持っている男っていう設定なのですけれどもそれ故に何か自分が嫌になっちゃったタイプだと思うんですよね。
退屈とかと言うよりは何か物足りなくて自分が出来ない事を探してるんだけど見つからなくて大政奉還しちゃった感じ。

何かにつけて相手を朋よとか呼ぶけど絶対そんな事思ってないと思う。
自分と同じボーダーに立つような相手じゃないと絶対に認めない感じ。
そんでもって自分と同じボーダーになんて誰も立てないと思ってる感じ。
そのボーダーっていうのは立場だったり環境だったり色々な複雑なものだったりするんだろうな、って思うとちょっと憎めない。

これは政宗様と慶次君で足利さんステージにいった感想なので、他の人で行ったらきっと色んな一面を見る事が出来るんだろうなって思うのですが、多分ニルで足利さん出るとしたら上記を踏まえた上で、少しずつ変わっていくんだとおもいます。


政宗様の創世ルートではノーマルな足利さん、慶次君の創世ルートではちょっとお腹に抱えた物を吐きだす足利さんが見れます。
ノーマルな足利さんは自分を倒しに来た人の事も朋と呼び、自分を倒した政宗様の事を楽しそうに受け止めます。
でもきっと慶次君で行ったところの足利さんは最後違った言葉をかけてくれるんだろうなと思います全く歯が立ちませんでしたけど!


ステージは同じで途中出てくる武将さんと条件が違うんです。
政宗様で行った時は鹿の子とお市さんと長政様とマリアさんと足利さん。
それぞれ1分以内で倒すとか千ヒットとか色々条件があります。
慶次君で行った時は鶴ちゃんと謙信様と元就様。
一度倒すと何か伝令に走られるんですけれども鶴ちゃんだけ逃げられてしまって。
これによって多分足利さんが本気モードになるタイミングが違うんですけれども、一体どういった差がでるのかはわかりません。
体力全回復されたんだけれども、三人倒してたらなかったのかな…?
それとも三人倒して無かったら回復しなかったのかな…?
攻略本に書いてないんですよね。


という事で、慶次君で見られる足利さんは置いておいて、政宗様創世ルートで足利さん倒したよっていうところから妄想がスタートです。


政宗様竜王を名乗ると言っていたのに何か全国統一しちゃったら別に竜王とかどうでもよくなっちゃって。

(いえ、全然軽くなくってここまでくるのに色んな心境あるんですよ
政宗様が王になりたかったのは弱くてくすぶってる人達をはばたかせたかったからっていう理由が政宗様と小十郎さんの過去を交えて語られるのですよ)

自分は筆頭っていうのがあってるって言いだしちゃって。
王の名をぽいしちゃうんですね。
そこからの妄想なんですけれども。


「それは困る、竜之朋よ。」

朋が王でなければ一体誰が王となりこの乱世を治めるのだ。

「Ahーン?別に王でなくても出来るだろうよ。」
「おかしなことを言う。」

余に勝ちその権利を得たのは朋だ。
帝と言う余から。
ならばそれを受け取るのが道理だろう。

「…面倒臭ェなぁ」


政宗様は王とかそういう名前なんて意味無いって思っていて。
民を統べるしるべは別に王じゃなくてもできるって思っていて。
それに拘る足利さんが面倒くさいなって思っていて。
(うーんでも足利さんはそんな事いわなさそうだけど妄想という事でごにょごにょ)


「ああ、なら真樹緒。」
「ぬ?」


え?
おれ?
はい?


「お前が王になるか。」
「………ぬ?」


えっ、なんのおはなし?


何でキネマ主が最後のステージについてきてるのってはなしですが決着がついたのでひょっこり出て来たという事でお願いします。
多分それまで小太郎さん(メタはつげんですが小太郎さんは4では松永のおっさまといます)にだっこされてたんです。


「えー?やってこの戦いに勝った方が王さまやろう?」


政宗様勝ったやん?
あのなんがびっくりする赤いビームにも負けやんと勝ったやん?
ほんなら政宗様が王さまなんちがうん?


「だが俺は筆頭だろう?」
「あー、奥州筆頭。」
「今から戦国筆頭になるけどな。」
「ぬん、ほんなら別に王さまいらんのちがう?」
「それは帝が納得しねェらしい。」
「みかど?」


首をひねって足利さんを見るキネマ主。
あああれが足利さん!
みかど!
なんてちょっとテンションあがるキネマ主。


「そう言う事で今からこいつが王って事でいいかい帝さんよ。」
「えっ、まって政宗様俺まだちゃんと意味わかってない。」

そんな急にお話されても。
俺が王さまって何それ。
何したらいいん。

「Ah?今まで通り俺の側にいりゃァいいだろ。」
「ぬん?それだけ?」
「ああ、それだけだ。」
「!じゃあできる!いつもどおり!」


かるい。
かるいです。
キネマ主意味分ってないけど多分意味は分ってます。
王さまってそういう事かー。
必要やけど必要やない場合ってあるもんねえ。
俺は政宗様らと一緒やったらそれでええしー。


「…竜之朋よ。」
「あん?」
「余は朋に乱世の導を見出した。」
「そりゃあ有り難てぇこった。」
「そなたであって、この子供ではない。」
「…Hn、じゃあそうだなあ。」


あんたは俺の何を見てその導ってのを見出した。
あの鹿と、あの浅井とその嫁とその姉とを使って見たのは俺の何だ。


「…朋の心、技、体よ。」
「OKOK」


なァ真樹緒。


「はい?」
「お前は鹿の奴が目の前に立ち塞がったらどうする。」
「え?俺?鹿?あの鹿?」


やあやあ、あの砂のとこにおった鹿やんねえ。
角素敵やんねえ。
あ、でもなんかあの鹿の子誰か探してたみたいやからその人見つかった?って聞いてみる。

見つかってなかったら?

ぬん、見つかって無かったら一緒に探そうかってってお誘いしてみようかなあ。
何か大事な人みたいやし。
こーちゃんとか虎次郎にお手伝いしてもらったら早く見つかるかもしれへんよ?

なら見つかってたら?

よかったねぇ!って喜んで一緒に喜んで、あわよくば鹿に触らせてもらいたいなって。
あの背中に乗せてもらいたいなって。
また虎次郎とは違った乗り心地やと思うん。


「なら次に浅井とその嫁がお前の前に立ち塞がったら?」
「あざいさん?およめさん?」


ああ、あの正義の人!
あの人ら何か大変そうやんねえ。
俺二人折角夫婦なんやからもっと幸せになったらいいと思うん。
俺とこーちゃんみたいに。

ね、俺とこーちゃんは幸せよね。
(こくり)
ぬん!

もっと周りに二人の幸せを大事にしてくれるひとおったらええのにね。
何かデートとかさせてあげたい。
なあなあ政宗様、今度二人とも奥州にお誘いしよう。
そんでもってダブルデートしよう!

goodideaだな。
ぬん!


「じゃあ最後に京極マリアがお前の前に立ち塞がったら?」
「まりあ?まりあさんて誰?」
「あの屋根にぶら下がってた女だな。」
「ああ!あの美人の!」


そうやねえ。
危ないから降りておいでよってゆうかなあ。
やって布一枚やであれ。
あぶないったらないと思うん。
あんな美人さんやのにやあ、怪我したらあかんやん…
っていうか女の人をね、こんな危ない所にね、おらせたらあかんと思うん。


「…マリアはそなたよりも強い。」
「えー、それは強さとか関係ないっていうかー。」


強いのはね、分るんよ?
俺よりも強かったり一人で戦えるぐらいたくましいのはね、知ってるんよ?
でもそういう問題やないってゆうか。


「女の子怪我したら嫌やん。」


傷とか残ったらどうするん。
女の子は俺まもってあげたい。
やあ俺の方が弱いとか分ってるけど、それでも守ってあげたいからそんなとこでおったら危ないよって言いたいん。


「くっくっく。」
「政宗様?」
「どうだ帝。」


うちの王様は。


「俺には鹿の奴と尼子の事で思う事もねェし、浅井と魔王の妹の幸せなんざ手に余る、その上その姉に傷がつこうが知ったこっちゃねェ。」


王に必要な心技体は王によって変わるもんだ。
俺の心技体はあんたの求めるそれじゃねぇ。


「…余が見誤ったと申すか。」
「Ah?あんたに見極められる様な俺じゃねぇってこった。」


俺は奥州筆頭、伊達政宗だからな!


「ぬ?乱世筆頭やないん?」
「ああそうだったな。」
「やあ、笑ってやんと政宗様。」


何か帝さんぽかんとしてるやん。
驚いてるやん。
どうするん。
政宗様が王さま放り投げたからちがう?


「お前は俺が王になった方がいいか?」
「ん?政宗様は筆頭!っていうのが一番似合ってると思う。」
「ああ俺もそう思う。」


っていうかんじで二人の世界が続くんですけれども、まだちょっと戸惑ってる足利さんは腑に落ちてなくて。
分かった様な気がするけどでも今までの自分を全部崩されていくようでちょっと割りきれなくて。
キネマ主の言う様な事が出来るはずないって思うんだけれども、やりたいって信じてるキネマ主の事を見ているとあれ出来るのかなっていうふうにも感じて。

自分は完璧じゃなかったな、なんて思い始めるんですいい傾向。
自分も朋が討たれたら心配とか悔やむより先に「余を恨んでくれ朋よ!」とか言っちゃう人なので、何か足りてないんだろうって思い始めて、でも何が足りないのか分らなくて思わずキネマ主に聞いちゃったり。


「朋よ、竜之朋の朋よ」
「ぬ?おれ?」
「おい帝!真樹緒は朋じゃねェぞ!」

俺のfamilyだ!
訂正しやがれ!

もー政宗様ちょっとしずかにしてー。
帝さん何か言いたそうやから!


「…余に足りないものは何だろう。」
「…ぬ?」


でもそんな事急に言われても分らないキネマ主。
えっ、足りやんもの?
ええええでも帝さんって何でも持ってるイメージ。
足りやんものとかあるんかなあ。

とか色々かんがえて。
自分にあって帝さんに無いもの。
無いもの、無いもの、無いもの、うーん。



「…………お嫁さん、とか?」



はいキネマ主は真剣ですよ。
真剣に考えた結果ですよ。
でも俺にはこーちゃんおるし。
大事なお嫁さんやし。

真顔で答えるキネマ主。
真剣な顔でそれを聞く足利さん。
今にも吹き出しそうな政宗様。


「…お、嫁さん…?」
「ぬん、そお。」


およめさんとっても素敵やで?
俺のお嫁さんはこーやんやけど、こーちゃんとってもいい子やし。
俺の自慢のおよめさんなん。



「…竜之朋よ、」
「くっくっく、いいんじゃねぇか?」


大事に出来る、それこそ顔に傷をつけられてくねぇぐらいの嫁でも見つけりゃあんたもかわれるんじゃねぇか?
って言われて足利さんが嫁さがしに行くところまで妄想しましたお粗末さまです。
その嫁さがしにキネマ主連れていかれて政宗様が激怒するんですけれども目が限界なので失礼します。
その内キネマ主を嫁に下さいって挨拶にきたらどうしよう足利さん、帝なのに。


それでは!



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