そこそこ長いお話にお付き合い頂き、ありがとうございました。
 美男と美女が恋愛するストーリーが跋扈するこの時代に、まさかのゴリラ×地味という斜め上のアプローチでしたが、どうだったでしょうか。文章だからあんまり抵抗はなかったですかね。設定だけならあまりの斬新さに我ながら感涙するレベルなんですけどね。
 あと気付いた方がいたかわかりませんが、ルカの正式名グレゴリオは、当初呼び名がルカではなくゴリ夫になる予定だった、その名残です。さすがにゴリ夫だとギャグになってしまう……と思って変更しました。変更してよかった。

 さて、王道ラブファンタジーを書こう!と思い立って書き出したはずのこのお話。
 蓋を開けてみたら、初っぱなから王道を外れ、ゴリラが出てきたあたりでぶち壊しになっていましたね。そらそうです。だってファンタジーにふつうゴリラ出ないもの。
 ただ、こういう現代感のないちゃんとした(してないかもしれないけど)ファンタジーを書くことってあまりないので、非常にたのしかったです。おなかいっぱい。
 続きをもし書くとしたら、お引っ越し後の向こうのひとたちとの絡みとかかなあ。王様とツガイのお話もたのしそうですね。まあ、機会があれば。

 ちなみに、これ全部あわせて一週間弱くらいで書ききったので、ほとんど一発書きです。見苦しい部分があるかもしれませんが、ご容赦ください。やる気が出たらそのうち修正します。

20131012


人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -