2014/05/27 17:44


 今回更新した『悔いるための出会いでもいい』は、二人が親しくなるきっかけの話でもあり、また赤星は性的指向がストレートでいかにもマジョリティに見えるけど実は彼も重度の女性嫌悪を抱えるマイノリティでした、ということを書きたかった話でもあります。
 マイノリティって、単純に少数派を指すだけじゃなくて、数は多くても世間から排斥されたり差別されたり、劣位に置かれているひとたちを指すことばなんですよね。わかりやすいところで言えば、白人に対する黒人とか、男性に対する女性とか。だから、マイノリティで有名なのはゲイとかレズビアンとかのセクシャルマイノリティだけど、こういうマイノリティもいるんだよ、みたいな、そういうのもっとみんな知れる機会があったらいいのにね、と思ったりします。最初はおもしろおかしくでもいいんだから。かわいそうから入っちゃう方が失礼だし。
 そんな感じで、アパルトマンシリーズでは今後も啓太くんを除いた大概のキャラクターがなんらかのマイノリティとして登場する予定です。セクシャルマイノリティ以外も出てくるはず。

 あと、以前アパルトマンの感想で「勉強になる」といった旨を送ってくださった方がいたので一応。
 女性嫌悪(ミソジニー)の表現についてはだいぶ誇張しているのであんまり信用しないでください!
 まあそこまで鵜呑みにしちゃう読み手のひともいないでしょうけど、一応ね!間違った認識させちゃったらこわいから!

 でも、知るきっかけ、興味を持つきっかけになれているのであれば、それはとてもうれしいし、有り難いことです。そんな偉ぶった大層なお話でもないですけども。








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